金にうるさいベトナム人に捧げる、君たちが愛されるためのアドバイス

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こんにちは、世界一周筋トレの旅を実施しているケビンです。

 

僕の旅は台湾から始まり、その後香港、中国を経て、ベトナムに辿り着きました。

 

初めてのベトナムは物価が安く、料理も美味しく、風景も素晴らしかったのでハノイに7日、サパに3日、ニンビンに4日と、計14日滞在してしまいました。(ノンビザでの滞在期限は15日間ですのでギリギリまで居たことになります)。

 

ベトナム、めっちゃ好きです。

中部と南部には行けてないので将来絶対に行きます。

 

ただ、彼らのカネへの執着心がすごい。

そして、それがベトナムという国の価値を下げていると言っても過言ではありませんでした。

 

あくまで個人的な考えですが、ベトナム人が他国の旅行者にもっと愛されるためのポイントを考えてみました。

 

 

 

金に執着するベトナム人に捧げる、君たちが愛されるためのたったひとつのアドバイス

お金への執着心を垣間見た瞬間

まず、この記事では「ベトナム人」って乱暴に言ってますが、「ベトナムの商人」のことを指します。店のオバチャン、タクシーの運転手などです。

 

んで、僕自身も「こいつらカネにしつこいな~」って思ったときがいくつかあります。

 

①バイクタクシーの運転手

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ベトナムではバイクのタクシーが広く普及している。街中を歩いてるだけで何回も声をかけられるくらい。

 

僕は滞在中、計3回乗りました。

料金の交渉をした後にバイクに乗り、目的地に辿り着けば料金を支払います。

 

バイクタクシーは大体通常料金の2倍くらいから交渉がスタートし、最終的に言い値の半額近く(妥当な料金)で交渉を成立させて、乗るようにしてました。

 

で、目的地が近くなると、「もっと払え」とまた交渉が始まってしまうんですよ。

 

「NO」と言っても、全然食い下がらない。

1,2分、執拗に交渉してくる。しつこすぎ。

 

スジが通らないので、僕は大体増額を断り、降ろしてもらってたんですが、こっちが「ガム・ウン(ありがとう)」と言っても無視。

 

②売店のオバチャン

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あまり客が入っていない売店に入ると、オバチャンがニコニコして話しかけてきました。

 

「どこから来たの?」

 

会話を楽しみながら、ジュースを選びます。

 

「おばちゃん、このファンタ缶いくら?」

 

 

 

「20,000ドン(約100円)よ」

 

 

めっちゃふっかけてくるう!

まさかの相場の倍の要求。

 

50円程度の差ではあるんですが、観光客だからってふんだくろうとする姿勢が気に入らなかった。また、僕はバックパッカーなので節約出来るところはしたい。

 

「じゃあいいや」と出ようとすると、途端に笑顔は消え、ベトナム語でワーワー言われた後、僕が手に持っていた10,000ドン(約50円)を取って商品を雑に渡してきた。

 

多分「お金あるくせに!ケチだな!」みたいなことを言っていたんだと思う。多分ね。

 

さっきまで楽しく会話してたのに、要求されたお金を払う気が無いと分かるや否や、この豹変ぶり。

 

③お金大好き!少数民族。

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ベトナム・サパに行ったときのこと。

 

サパは首都ハノイから約300km北にある地域で、無数の棚田が作る絶景と、そこに暮らす少数民族によるトレッキングツアーで有名な人気観光地。

 

この少数民族たちが、またお金大好き。

 

サパはトレッキングが有名なんですが、少数民族がいたるところで待機していて、「お土産を買いませんか?」と営業してきます。

 

「いらないよ」と5,6回言っても、「レイター、ユー バイ フロム ミー!オーケー?(後で、あなた私から買う。OK?)」と言ってくる。そして、こっちがOKというまで繰り返す。め、めんどう臭い・・・。

 

そして、ある意味巧いなと思ったのが、仲良くなったフリをしたり、恩を売ったりして土産を買わせる戦法。

 

少数民族とすれ違うと、結構話しかけられます。

 

「どこから来たの?」

 

「兄弟はいるの?」

 

「何歳?」

 

「サパは初めて?」

 

で、会話のキャッチボールをしてると最終的にこう言ってきます。

 

「お土産買わない?」

 

結局そこかい!しかも安くはない。

当然、ノーと言っても簡単には食い下がらないので面倒臭い。

 

こっちが本当に買う意志がないとわかると、最終的になんか叫んで去る人や、あからさまに不機嫌な態度を取る彼女ら。

 

また、トレッキング中に勝手にガイドしてきます。

足場の悪い道で手を差し伸べてくれたり、優しく微笑みかけてくれたりしましたが、結局待ってたのは「お土産買う?」です。こちらは恩を売る戦法。

 

「少数民族さんたちには僕らはカネにしか見えてない」って気づいてから、話しかけられても無視するようになってしまいました。(すみません)。

  

お金にうるさいベトナム人に捧げるアドバイス

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以上は一例に過ぎませんが、僕が印象に残っている出来事を書かせていただきました。

 

ベトナムは決して裕福とは言えないし、お金は沢山持っている人からいっぱい貰えばいい、という考え方はわからなくもない。「どうせお金あるんだし、いいじゃん」って考えかもしれない。

 

でも、お金が沢山もらえないと分かった時点で、「こいつはダメだ、ケチだ、帰れ」みたいな反応を示すのは違うんじゃない?と思う。

 

その反応が、ベトナム人の価値を大きく下げてることに気付いてほしい。せっかくいい国なのに。

 

僕が思う「ふんだくろうとして、断られたときの反応」の正解は、「ちぇ~やっぱりダメか~テヘペロ!」みたいな感じでおどけることだと思う。

 

そっちの方が愛嬌があってずっといい。

ふんだくるのは変えなくていいよ。安く仕入れて高く売るのは商売の基本だと思うし、高いと思ったら客も買わなきゃいいだけなのだから。

 

テヘペロ!みたいな態度だったら、不思議と許せてしまう気がするんですよね。

「カネにうるさいベトナム人」から「どこか憎めないベトナム人」になる。気がする。

 

結局、仕事するにしても何するにしても「どこか憎めない」って要素はとても大切だと思う。

 

会社だったら、ミスしても許してくれる場面も増えるだろうし、立ち回りが楽になったり、仕事自体がとてもスムーズに進みますよね。

 

だから、ベトナム人も、愛されるキャラを目指そう。

 

「コーラは400,000ドン(約2000円)だ!」

 

「じゃあいいです」

 

「うっそぴょーん!やっぱダメか!じゃあ10,000ドン(約50円)でいいでーす!☆」

 

みたいな感じだったら皆幸せ。

 

こんな感じだったら、ふんだくろうとしても許してくれる人が増えてくれると思うし、ベトナムの評判もよくなると思うんですよ。ふんだくること自体は止めなくていいんで・・。

 

結構良いと思うんですが、国策としていかがですか?

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