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【ギターバスキング】海外(台湾)での人生初路上演奏の結果と反省

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人生初路上演奏の結果と反省

こんにちは、筋肉バカアメリカ野郎のケビンです。

 

このたび、世界一周一か国目の台湾で、ギターでの人生初路上演奏を終えましたので、結果と反省について書きます。結果から言うと、台湾ならギターだけで食っていけそうです。

 

僕にとっての路上演奏の意義

世界一周するにあたり、「毎月10万円稼ぐ」という目標を自分に課しました。主な収益源は10年以上やっているギターでの路上演奏と、はじめて1か月ちょっとのブログ。

 

というのも、大企業で会社員やってると、どうも自分一人の力で成果を出せている気がしなかったんですね。数字を出しても、結局、会社の看板に大いに頼っていたり、上司やよくわからない部署の人達の意見を踏襲しなくちゃいけなかったり。僕がすごいんじゃなくて、会社がすごいだけっていう。個人としての力が伸びている気がしなかったんです。だから正直面白くなかった。

 

そういった理由から、殆ど自分ひとりの能力に依存する、路上演奏のパフォーマンスとブログにチャレンジすることにしました。まあこれも後付けで、世界を旅したかったのが大本にありますが。

 

旅を楽しみながら、個人としての力を伸ばす。っていうのが僕の目指す旅です。(バランスがすごく難しい。お金を稼ぐことに血眼になると、旅が楽しめなくなりそうです。)

 

路上演奏の使用機材については以下の記事で詳しく紹介しています。

www.kevin-son.com

 

以下から、路上演奏のことを「バスキング」と言ったり言わなかったりします。

(バスキング:路上で行うパフォーマンスのこと。大道芸、路上演奏など。)

 

台湾の初バスキングは淡水

本当は、台湾到着の初日にやろうと思ったんですが、なんせ人生初なのでチキってしまったわけです。

 

www.kevin-son.com

 

西門ってところが日本でいう渋谷みたいなとこで、初めてにしてはハードルが高すぎた・・・。もうちょっと落ち着いてるところの方がいいだろうってことで、台湾の北に位置する「淡水」って海沿いの街に向かいました。

 

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観光客と他の路上パフォーマーが多く、平日なのに割と活気があります。

 

まずはてくてくと歩き、ギターを弾けそうな場所を探します。

 

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バスキングのポイント選びとして重要視した点は、

  • 誰かに迷惑がかからないか(店の目の前で弾く、通行の妨げになる、家が近いなど)
  • 他の路上パフォーマーと十分に距離が取れているか(距離が近すぎたら、通行人からしたら音がグチャグチャで大惨事に。結果、両者とも投げ銭が入らなくなる)
  • 自分が弾く曲にマッチした雰囲気か(僕はしっとり系なので静かな方がよい)

 

よさげな場所を何点か見つけたのですが・・・。

 

10分くらい挙動不審にウロウロとする始末。

やはり何事も最初の一歩を踏み出すのに勇気がいります。

 

「迷惑じゃないか?」「恥ずかしい・・・見ちゃイヤ!」という思いが頭を支配する。

 

筋トレしてるのに情けない。テンション上げるために午前に筋トレしたのに、追い込みが足りなかったか・・・?

 

なので、まずは肩慣らし的にベンチでギターを取り出し、練習を始めました。これが結果的にすごくよかった。

 

こうしててわかったのですが、誰も僕に興味がないんですよ。ギターを弾きながら、歩く人々を観察して確信しました。他に路上演奏している人なんて沢山いるし、結局は他人ですし。自分が通行人だとして、路上パフォーマーを見ても別に何も思わない。「ひどい演奏だ」と思ったとしても、3分後には忘れている。

 

これって、全てに当てはまりますよね。人間は根本的に他人に興味がありません。だから、他人の目なんて気にすること自体大きな思い上がりと言えます。

 

「どうせ誰も僕に興味ないし、とりあえずやってみよう。」って思えました。

 

よっしゃ、目をつけてた場所で始めます。

 

人生初路上演奏した結果

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結果から言うと、15時から2時間演奏して、981TWD(約3,600円)稼げました。

スケッチブックに「こんにちは!日本から旅行中。ありがとう!」と中国語でアホみたいなこと書いてるのにも関わらずです。

 

本当にありがたい!!

 

久しぶりですね、自分だけの力でこれだけのお金を稼げたのは。子供の頃にやったガレージセール以来かもしれません。

 

1曲目は緊張してもミスしない自信のあるジブリ映画・猫の恩返しから「風になる」をソロギターで演奏。続いて「となりのトトロ」と魔女の宅急便から「ルージュの伝言」を。

 

楽譜は安定の南澤大介さんのものを使用しました。

ここまで投げ銭ゼロでしたが、その次に弾いたandymoriの「投げキッスをあげるよ」のソロギター・アレンジで100TWD(約360円)を手渡しでいただいた。記念すべき初めてのチップ。

 

うおぉお結構あっけなく貰えた!ってのが感想。

しかも、日本人でもほとんど知られていない曲で。個人的に思い入れのある曲なのでうれしい。

 

その後は気分と雰囲気に任せて、持ち曲18曲(すくなっ)を弾きました。

みんな、すごくいい笑顔でチップをくれるんですよ。小さな子供が親からコインをもらい、置きに来てくれたり(和んだ)。仲良さそうなカップルが前のベンチに腰掛け、しばらく聞いてくれたあとにわざわざチップを置きにきてくれたり。

 

これが「好きなことで生きる」ってことか・・・!

素敵だ・・・!ヒカキンの域に少しは近づけたかもしれません。

 

今後の改善点をまとめます。

 

バスキングの今後の改善点

人だかりができたら、その人たちが求めている曲を考え、演奏する。

10~20人規模の人だかりが約2時間で3回くらいできました。多くの人に聴いていただけるチャンスを逃さないために、「どうやって人だかりができたか」、「彼らは何を求めているか」を考えることが大切だと感じました。

 

僕の場合、台湾人に人気のあるジブリの曲と、珍しいラップタップギター(ギターを膝に寝かせて琴みたいに弾く技法)の曲で人だかりができました。

 

けど、初めて人だかりができた後に僕が演奏した曲はファイナルファンタジーXの「ザナルカンドにて」。それはもう、びっくりするくらい一瞬で散りましたねw

 

お客さんが求めている演奏を考えることが重要だと感じました。僕の場合だと、ジブリやラップタップギターで人だかりができたので、引き続き弾いていればOKだったと思われます。

 

スク〇ニさんにはもうちょっと頑張ってもらってファイナルファンタジーの知名度を広げてもらいたいものです。

 

人だかりができたら、曲の後に自己紹介を軽くする。

これは他の路上演奏者のブログで読んだんですが、曲間で自己紹介やMCを入れると、チップが劇的に増えたそうです。

 

まさか一回目の路上で人だかりができるとは思わなかったので、完璧に頭から抜けていましたね。次はチャレンジします。

 

1時間ごとに場所を変える。

今回、気づいたら2時間経っていたので場所を移すことを忘れていました。どんなに上手な人でも、同じ場所でずっと演奏していたら、さすがにお店など近隣の人から苦情が来る可能性があります。

 

周囲と円滑な関係を保持するために、一つの場所での演奏時間はMAX1時間とします。息抜きにもなりますしね!

 

疲労蓄積を避けるため、脚の組み方を何度か変える。

僕は地べたに座って弾く系ギタリストなんですが、2時間演奏した後に立つと、右足のももの付け根あたりが痛んで、スムーズに歩けないほどでした。

 

多分、ずっと同じ体勢で演奏していたからでしょう。

困ったことに、座っているときは痛みがないので、今後は意識的に態勢をちょくちょく変える必要があります。

 

なんせ、演奏後の筋トレに支障が出るので。

 

路上演奏の後や次の日が脚トレの日だったら・・・もう最悪です。

 

バスキングの感想。なぜか100%喜べない。

初めてバスキングして、節制すれば1日生活できるだけのチップをいただけましたが、なぜか本気で喜べない自分がいます。

 

「こんな演奏でお金をもらって本当にいいのだろうか」、「ミスが多い」ためだと思われます。完璧に自分自身の問題ですね。

 

「こんな演奏でお金をもらって本当にいいのだろうか」なんて、自信の無さの表れなので、単純に練習を重ねて、自分自身も納得できる演奏ができるようになるしかない。

 

「ミスが多い」ってのも、一人での練習時は大丈夫なんですがいざライブとなると、頭の中の譜面が飛んでしまうんです。ただ、これは慣れれば無くなりそうなので、まずは場数を踏みます。

 

ということで、「日々の練習」と「場数を踏む」ってことに注力します。

 

おわりに

今回、人生初めて路上演奏を行いましたが、課題が抽出されまくりで、本当にいい経験になりました。

 

ちょっと怖い・不安と思えることに自ら足を踏み込むのはワクワクしますね。

 

あと、「バスキング」の面白さにも気づけたのも大きい。バスキングは半強制的に通行人に音楽を聴かせるわけですが、当然チップを強要しているわけではありません。価値を感じてくれ、喜んでくれた人はチップを落としてくれる。

こんな分かりやすい対価ないですよね、実際にバスキングを生業にしている人がいるのもわかります。僕自身はギターを弾くことが好きなので、チップがあってもなくても楽しいし。

 

年初に「毎月10万円稼ぐ」という目標を掲げましたが、毎日3333円稼げば到達できます。で、今回2時間で3600円稼ぐことができたので、このペースでいけば不可能ではないかもしれません。

 

ただ、あんまり金額に固執しない方が本来の目的である「旅を楽しむ」ことができるんじゃないかなあって、今になって思います。

 

まあ、その辺は柔軟に対応ってことで!

 

以上、「【ギターバスキング】海外での人生初路上演奏の結果と反省」でした。

引き続き、経験を積み、バスキングのノウハウをまとめていきたいと思います!

 

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▲オマケ。自分へのご褒美。ビール混みで300円くらいと激安。スープの魚の団子がブリブリですげえ美味しかった。日本では食べられない味が台湾で安く楽しめます。

 

 

[2017/4/24追記]

3か月経って、パフォーマンスが上達しても心から楽しめてません。 

www.kevin-son.com

 

[2017/10/13さらに追記]

久しぶりに読み返したらヒドイ記事でワロタ状態。バスキングでお金を貰えてるのは、僕がすごいんじゃなくて、寛大な心を持った人たちのおかげです。

 

僕含め、バスキングしながら世界一周してる人は調子に乗ってしまいがちですが、チップの大半は「いいパフォーマンスだな!」じゃなくて「世界一周がんばって!」という意味合いで入ります。

 

要は、「応援」でお金が入ることが多いんです。

それなのに、世の世界一周ブロガーたちは「俺が稼いだ」と今日もどや顔でアガリを公開していますが、あれ本当にひどい勘違いですからね・・・。

 

もしこの記事を読んでいる方で、「バスキング世界一周をやりたい」って方は、どうか、感謝を忘れずにパフォーマンスをしていただければと思います。